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通勤時間は無駄な時間【通勤時間が短い方が良い6つの理由】

あなたは現在、仕事先に行く時間、つまり通勤時間はどのくらいでしょうか?

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 「不動産情報サイト アットホーム」が2014年に行った、1都3県在住で、5年以内に住宅を購入し、都内に勤務する子持ちのサラリーマン583名を対象に行った「通勤」の実態調査によれば、自宅から会社までの片道平均通勤時間は58分でした。

 

ちなみに「理想の片道通勤時間」「限界の片道通勤時間」に関する調査では

  • 理想の通勤時間:38分
  • 限界の通勤時間:86分

という結果となりました。

 

これらのデータを見てあなたはどのように感じるでしょうか?

 

私は長すぎると感じています。

現在、私の職場までの通勤時間は、自転車で片道10分程度ですが、まだ納得していません。

電車に乗って片道1時間かけて仕事に行くことなど、私には考えられません。

ちなみに私の理想とする通勤時間は0分です。

 

「通勤時間は短ければ短いほど良い」

その理由を説明していきます。 

   

理由1:通勤時間が短くなる=自分の価値を上げる

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みなさんは現在、自分の時給がいくらくらいか、考えたことがありますか?

サラリーマンの多くは月給制となっており、普段から時給として考えることはしていない方が多いかもしれません。

あなたの時給とは働く上で「あなたの1時間にいくらの価値があるか」ということです。

 

月給30万円の人で、勤務日数20日、1日勤務8時間の方を例にあげてみます。

 

単純に考えれば、

300,000円÷20日÷8時間=1,875円

 

となりますが、実際には、これに通勤時間が加わります

通勤時間は実際に勤務上、労働時間として計算されることはないですが、「仕事に縛られている時間」にであることに変わりはないからです。

 

「そのくらいあまり変わらないんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、実は、ここで時給に大きな差が生まれます。

 

では通勤時間が「片道10分の人」「片道1時間の人」を例に比べてみます。

  • 片道10分の人」

300,000円÷20日÷(8時間+10分)=約1,835円

  • 「片道1時間の人」

300,000円÷20日÷(8時間+1時間)=約1,667円

 

となり、通勤時間が「片道10分の人」と「片道1時間の人」では時給に約169円の差が生まれるのです。

 

多くの企業は労働者に報酬を支払う際、通勤時間が長いか短いか、という要素をもとに報酬を決めることはしていません。

つまり同じ月給で働く限りは、通勤時間を短くすることで時給を上げることができるということです。

 

「時給=自分の価値 」と考えれば、

「通勤時間が短くなる=自分の価値を上げる」こととなるのです。

 

例えば、会社から異動命令が出たとき、通勤時間を考えてみて下さい。

通勤時間が10分長くなるだけでどのくらい自分の価値が変わるか。

先ほどの例に従い、片道10分通勤時間が長くなれば

 

(片道10分+片道10分)×20日(勤務日数)=通勤時間400分

となり、あなたの時給が元々1,835円であるならば

 

1,835円(時給)×400分(通勤時間)=約12,233円

となりますので、月給がこれと同額以上、上がらなければ割に合わないでしょう。

 

自分の価値を維持したいのであれば、これを参考に会社と交渉することをお勧めします。

 

理由2:通勤時間が短い方が収入も増える

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「通勤時間が短くなったところで、結局月給は変わらないじゃないか。ならば、少し遠くても郊外の比較的安価な土地に住んだ方がいいのでは?」

と思うかもしれませんが、最近では住むところで収入が決まると言われています。

 

 エンリコ・モレッティ作の『年収は「住むところ」で決まる』という本があります。

こちらの書籍によるとイノベーション都市(新しい価値を生み出す技術革新都市)の高卒者は、旧来型製造業都市の大卒者より年収が多いということです。

年収は「住むところ」で決まる  雇用とイノベーションの都市経済学

年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学

 

 興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい。

 

もちろん、住むところを変え、通勤時間を変えたところで、すぐに収入が増えるわけではありません。

ただし、収入が増えるきっかけとはなるでしょう。

次に、その根拠を説明していきます。

 

 

理由3:通勤時間が短いと睡眠時間が増える

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「不動産情報サイト アットホーム」の調査によると通勤時間が長いほど、睡眠時間が短くなる傾向があるということです。

通勤時間が20〜39分の労働者の平均睡眠時間が6時間17分に対して、通勤時間が100分以上の労働者の平均睡眠時間は5時間22分という結果となっています。

「通勤時間」「睡眠時間」は反比例し、通勤時間が長い人は睡眠時間を削っている、もしくは削ることを余儀無くされる状況にあるのでしょう。

 

なぜ、睡眠時間と収入が関係あるかというと、睡眠とは日中の生産性に大きく関与し、仕事のパフォーマンスに影響するからです。

 

多くの成功者はどんなに忙しくても、睡眠時間は絶対に削らないといいます。

 

例えば、ホリエモンの愛称でお馴染みの堀江貴文氏はどんなに忙しくても、1日最低6時間の睡眠は必ず確保するそうです。

彼は中学時代、受験勉強の質を上げるために、1日10時間の睡眠を取っていたということです。

 

睡眠時間を削っても日中、頭がボーっとする時間が増えるだけで、何の意味もありません。

 

通勤時間を短くする →   睡眠時間が増える →    仕事の質が上がる →   出世する →   収入が上がる

 

という好循環が生まれるわけです。

仕事の質が上がっても評価されず、出世できなかったり、出世しても給料が上がらない企業に勤めている方は転職を考えましょう。

 

理由4:通勤時間が短くなると自分の時間が増える

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通勤時間が短くなると、自分に使える時間が増えることとなります。

それは自分の趣味に使ってもいいでしょうし、家族サービスの時間を増やしてもいいでしょうし、あなたの自由です。

しかし、私はその時間を活かしてサイドビジネスをすることをお勧めします

 

昨今、日本では「働き方改革」が行われ、残業が少なくなる傾向となっていますが、それは逆に言えば残業代がなくなり、収入が減るという考え方もできます。

 

この「働き方改革」によりサイドビジネスが脚光を浴びています。

 

今の時代、パソコン1つ、スマホ1つあれば直ぐにお金を稼げる時代になりました。

 

通勤時間を短くする →   サイドビジネスを始める →       収入が上がる

 

というのも通勤時間短縮による、収入を増やす選択肢の1つと言えるでしょう。

 

 

理由5:通勤時間が長いと離婚が増える

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通勤時間の長い既婚者の方には嫌な話ですが、スウェーデンのウメオ大学が行った研究で興味深い結果があります。

通勤時間が長くなると離婚率が高くなるということです。

 

夫の通勤時間が45分を超えたところから、離婚率が40%も高くなるというのです。 

 

なぜ通勤時間が長くなると離婚率が高くなるのか。

これには2つの仮説があります。

 

1つ目は前述した通り、

  • 通勤時間が長い労働者は睡眠時間が減り、仕事のパフォーマンスが低いため、収入が少ない

2つ目は

  • 学習能力が低い人ほど通勤時間が長くなる傾向がある

この2つです。

 

つまり、学習能力が低い人は時間の使い方が下手で、通勤時間を短くすることを考えない。

その結果、仕事のパフォーマンスが下がり収入も少ない。

その影響が家庭へのストレスとなり、離婚に繋がってしまう、という考えです。

 

必ずしも通勤時間の長さが離婚に影響しているわけではないですが、こういったデータもあります。

家庭環境を守る為にも、通勤時間は考えた方がいいということです。

 

 

理由6:通勤時間が長いと肥満になる

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アメリカのブラウン大学の研究によると、通勤時間が1分増えるごとに、運動時間が1日0.0257分ずつ減り、睡眠時間は0.2295分のペースで減っていく傾向があることがわかりました。

 

長い通勤で運動量が減れば、必然的に体重の増える確率が高くなります。

また、10万人の健康データを分析した別の調査で 通勤時間が長い人ほど肥満が多いという事実も判明しています。

これは人の体質にもよることで、必ずそうなるということではありませんので、参考程度に頭に入れておいて下さい。

   

理想は通勤時間0分「在宅勤務」

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冒頭で私の理想とする通勤時間は 0分と言いました。

 

「そんなの自営業以外、無理に決まっている」

と思う方もおられるかもしれませんが、事実、通勤時間を0分にする「在宅勤務」を推奨する会社が増えてきています。

 

 「在宅勤務」に対して抵抗がある方は

  • 自宅だとダラダラしてしまう
  • 仕事へのモチベーションが下がる

と考えるかもしれません。

 

しかし、2015年に発表されたメタ分析によると、次のメリットがわかりました。

  • 作業のパフォーマンスの改善
  • 仕事へのストレスの軽減
  • 従業員の満足度UP

業種によっては「在宅勤務」の無理な場合が多いでしょうが、可能であれば是非取り入れてみるのも良いでしょう。

 

「在宅勤務」には注意点もあります。

 

自宅で勤務した方が、作業効率が上がるのは研究により判明しましたが、実際には顧客との面談や、取引先との商談など、リアルなコミュニケーションが必要な場面が多くあります。

同僚との情報共有する場面も少なくなります。

もちろん、そういった場面を疎かにしていては元も子もありませんので、一貫して「在宅勤務」を決めつけるのではなく、できるだけ「在宅勤務」することを考えるのが良いでしょう。

 

また「在宅勤務」には向き不向きがあります。

「在宅勤務」により逆にストレスが上がってしまうケースもありますので、自分が向いているかどうか見極める必要があります。

外向的で人とのコミュニケーションが好きな方、静かすぎると気が散ってしまう方、オフィスの方が集中できる方などが不向きな方と言えるでしょう。

 

  

在宅勤務が無理ならお勧めは「自転車通勤」

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実際のところ業種によっては「在宅勤務」が無理なケースが多いでしょう。

その場合、お勧めは「自転車通勤」です。

 

カナダのIT企業を対象に行われた通勤手段に対するストレス研究では、1番ストレスのなかったものは「自転車通勤」でした。

2番目の「電車やバス」よりも30%もストレスが少ないということが」判明しました。

もっともメンタルへの負担がある手段は「車通勤」でした。

 

また、「自転車通勤」は健康へのメリットもあります。

 

約26万人の男女を調べた大規模な調査では「自転車通勤」の人は「車や電車通勤」の人よりも心臓病にかかる確率が41%、癌の死亡率が40%も低い傾向にあるということがわかりました。

 

自身の健康のためにも、「在宅勤務」が無理であれば「自転車通勤」を考えて見るのも良いでしょう。

 

あまりにも会社が遠くて無理な場合でも、いつもよりも遠くの駅まで自転車で行き、そこから電車通勤にするなど、それだけでも朝から脳の血の巡りも良くなり、ストレス軽減に繋がるでしょう。

 

電車通勤は生産性が低い

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「通勤時間は長いけど、電車内で本を読んだり、スマホで情報収集して無駄のないように過ごしているからいいよ」

と考える方、いらっしゃるかもしれません。

 

しかし、電車通勤は基本的にお勧めする事ができません

なぜなら、生産性が圧倒的に低いからです。

 

電車の中で本を読んだり、スマホで情報収集するよりも、家やカフェなどで本を読んだ方がより集中できるでしょう。

通勤時間を短くし、その時間で集中して本を読む方が、より効率的に人生を過ごす事ができるでしょう。

 

また、電車の中で「音楽を聴いたり、ゲームをする」ことはお勧めできません

 

「音楽を聞いたり、ゲームをする行為」は一見リラックスをしているように感じます。

しかし、こんな研究結果があります。

 

ハーバード・ビジネススクールの研究チームが行なった「通勤のストレスに負けない人は何が違うのか」を調べ上げた結果、

  • 通勤のストレスに強い人=その日の目標に向かった作業を行なっている
  • 通勤のストレスに弱い人=苦痛から逃げるために時間を使っている

という「目的意識」の違いによって、受けるストレスの強さが違う事が判明しました。

 

つまり、「音楽を聞いたり、ゲームをする行為」は、その日の仕事の苦痛から逃げる行為であり、より通勤に対するストレスを感じてしまうのです。

 

電車通勤そのものも、お勧めすることはできませんが、現在、電車通勤を余儀なくされている方は、「電車の中で仕事の準備をする」など、その日の目標に向かって行動することにより、通勤のストレスを軽減させる事ができます。

 

まとめ 

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通勤時間によるデメリットを紹介させて頂きましたが、ご理解いただけたでしょうか?

 

片道1時間、月20日勤務の方は、1年に480時間、通勤に費やしていることとなります。

それと比較して、片道10分、月20日勤務に方は、1年に60時間、通勤に使用しています。

 

 片道1時間の通勤時間を10分にする事ができれば、1年に420時間、つまり1年に17日半分の時間が生まれるのです。

 

もっと長い目で見れば、10年で4200時間、半年近い時間の違いが生まれるのです。 

 

人生に残されている時間は有限です。

通勤時間は人生にとって無駄な時間です。

 

現在、長い時間を通勤に使っている方、これを機会に見直してみて下さい。

この記事を読んでいただいた方が通勤時間を改善し、より良い人生を送れるよう、願っております。