コンビニは24時間営業をするべきか!?元コンビニ店長が考える人手不足と24時間営業の必要性

先日、こんなニュースがありました。

セブンイレブンフランチャイズ加盟店のオーナーが、人手不足を理由に午前1時〜6時の営業を中止したことを受け、「時短営業」の実験をするということです。

現在では、コンビニは24時間営業が当たり前となっています。

しかし、その必要性は本当にあるのか?

僕は、10年程前にコンビニ店長をしていました。

その時の経験を踏まえて、24時間営業の必要性を考えてみます。


 

 

人手不足について

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僕の働いていたコンビニは、幸いにも人手不足というわけではありませんでした。

しかし、実際ニュースになるくらいですから、おそらくコンビニで働く人が減ってきているのでしょう。

それは、なぜなのでしょうか?

イメージの問題

コンビニのアルバイトといえば、どんな印象でしょうか?

人手不足の背景では、世間でのイメージの低下が考えられます。

世間で、コンビニの仕事のイメージは「ステータスの低い仕事」と思われているようです。

実際、僕が24、5歳の頃店長をしていた時、両親はあまり良い顔をしていませんでした。

その世間でのイメージが、人手不足の原因の一つになっているのかもしれません。

沈金と労働量の問題

コンビニのアルバイトは賃金の安いイメージがありますが、事実だと思います。

それの反して、各コンビニチェーンは様々なサービスを次々と導入しています。

時給は変わらなくても、従業員の労働量は増える一方

賃金が安く、労働量の多い仕事では、募集に飛びつく人がいないのは納得です。

人手不足解消の為には?

作業の効率化が必要です。

ローソンは既に、無人決済」「商品陳列自動化」に取り組んでいます。

コンビニが従業員一人でも回せるようになれば、自ずと人手不足は解消してくでしょう。

人手がいらなくなるわけですからね。

また、「コンビニは簡単な仕事」というイメージが付けば、募集を見て面接に来る人が増えるかもしれません。

ただ、1人で店を回すとなると防犯上の問題もあるので、そこにも焦点を当てて考えないといけません。

24時間営業は必要か?

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結論は、

「場所による」

だと思います。

24時間営業が必要な場所もあれば、必要のない場所もあります。

「繁華街」「住宅街」「郊外」の3つから考えてみます。

繁華街では?

必要でしょう。

繁華街では、深夜でも人が多いのでコンビニを必要としている方が多くいます。

飲み屋で働いている方は、帰りは深夜になってしまいます。

飲み屋を利用した人も、帰りにコンビニへ寄ることが多いでしょう。

住宅街では?

必要だと思います。

僕が働いていたコンビニも、住宅街でした。

深夜1時くらいまでは、そこそこの方が利用します。

お酒を買いに来る方や、夜食を買いに来る方が多いです。

しかし、2時を過ぎると1時間に10人も来ません。

4時台は、客数0人ということもよくあります。

郊外では?

必要ないと思います。 

深夜に人が出歩くことも少ない郊外では、店を閉めても問題ないでしょう。

たまに、田舎にポツンとあるコンビニがありますが、おそらく深夜にはほとんど人は来ません。

深夜に「コンビニがあって助かった」という人はいるでしょうが、あっても1人か2人程度のもの。

店側からすると、深夜営業は赤字です。

深夜は人件費も高いですしね。


 

 

作業的に夜勤は重宝

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従業員からの視点で考えると、夜勤は必要です。

なぜかというと、忙しい昼間にできないような仕事をすることができるからです。

例えば、ミニストップではソフトクリームの機械があります。

その清掃は客数の少ない深夜にしかできません。

床清掃なども、お客さんのいる昼間よりも深夜の方が適しています。

発注作業も深夜に済ませておけば、忙しい時間に接客に集中でき、お客さんの満足度も上がります。

コンビニはやることが多いので、深夜営業は作業的には助かる一面もあります。

余談ですが、3時〜4時に毎日新聞屋さんが来ます。

店を閉めていたら、新聞屋さんも困りますね。

まとめ

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コンビニの人手不足、24時間営業の必要性について考えました。

今、当たり前だったコンビニの24時間営業が変わろうとしています。

ヨーロッパでは、営業時間が厳しく定められているので、24時間営業のお店はなかなかありません。

世界から見れば、日本の24時間営業が当然とされているコンビニについて疑問の声もあります。

セブンイレブンの「時短営業」が上手くいけば、24時間営業のコンビニは減っていくでしょう。

便利だからと言っても、そこで働く人の事も考えなければいけません。

コンビニ側だけでなく、僕たち利用者側にも答えを求められています。