こんにちは、マノアキラ(@AkiraMano)です。
便利なものは積極的に使って、効率よく生活をしています。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が運営する「TSUTAYA」。
未だ、実店舗を利用している人いますか?
「TSUTAYA」「GEO」などのレンタルショップ実店舗は将来無くなります。
実店舗に行く理由がなくなるからです。
「ネットで借りて、自宅に届き、ポストへ返却」
→ 「めっちゃ便利!」
とか言っている人はヤバイです。
時代に取り残されてしまっています。
この記事では、「TSUTAYA実店舗が将来なくなる理由」についてまとめていきます。
レンタルショップがなくなっている現状を知り、便利な時代に乗り遅れないような情報を提供していきます。
「TSUTAYA」実店舗は将来なくなる理由
TSUTAYAをはじめとするレンタルショップは、将来完全になくなります。
理由は、取り扱っている貸出品が時代によって変化しているからです。
「TSUTAYA」が主に取り扱っている商品は、以下の通り。
- DVD/Blue-ray
- 本・コミック
- CD
- ゲーム
これらは全て、オンライン配信に変わっています。
以下のような感じです。
- DVD/Blue-ray → 動画配信サービス
- 本・コミック → 電子書籍
- CD → ストリーミングサービス
- ゲーム → ストリーミングサービス
それぞれ解説します。
DVD・Blue-rayは動画配信サービスへ
動画配信サービスの普及により、DVD・Blue-rayの需要は大きく下がっています。
昔は、観たい映画やアニメがあったら近くの「TSUTAYA」や「GEO」に借りに行っていたものですが、ここ数年は行かなくなりました。
というよりも、行く必要がなくなったという方が正しいかもしれません。
映像ソフトのセル市場・レンタル市場は共に減る一方で、増加の見込みはもうありません。
それに対して拡大し続けているのが、動画配信サービスです。
例えば、以下のサービス。
- Amazonプライム・ビデオ
- Hulu
- U-NEXT
- FOD
- DAZN
CMなどでもお馴染みなので、名前は聞いたことあると思います。
これらの動画配信サービスの普及により、実店舗は苦境に立たせれています。
利用してみればわかりますが、家から出ることなく豊富な動画を楽しむことができる点は圧倒的に便利です。
動画配信にない動画もネットレンタルで観れる
契約している動画配信サービスに配信されていない作品もあります。
その場合は、ネットレンタルという手があります。
これは「TSUTAYA」でも行っていることです。
少々お値段は高いですが、利便性は抜群。
店舗に行く手間も、在庫を気にする必要もありません。
これらの理由により、DVD・Blue-rayの必要性はなくなってしまいます。
動画配信サービスを利用したことのない人は、一度試してみるとその利便性を理解できます。
各サービスには月額料金がかかってきますが、ほとんどの場合1ヶ月無料とか30日間無料の期間がついてきます。
利用していない方は、一度その便利さを体験してみて下さい。
本・コミックは電子書籍へ
DVD・Blue-rayと同じように、本・コミックの紙版の需要も年々減り続けています。
これは、Kindleや
ebookjapanなど、電子書籍のサービスの普及によるものです。
動画配信と同じく、家から出ることなくすぐに読むことのできる利便性は圧倒的です。
電子書籍の利便性を考えれば、紙媒体が無くなる理由は明白です。
50年後には、本屋というもの自体の存在が消滅していてもおかしくはないと思っています。
定額読み放題サービスがコスパ最高
特に注目するべきは、1冊1冊購入する必要のない定額読み放題サービスです。
例えば、以下のサービスです。
- Kindle Unlimited(月額980円)
- 楽天マガジン(月額380円)
- ブック放題 (月額500円)
これらのサービスを利用すれば、月額料金からは想像できないほど豊富の本や漫画を読むことができます。
動画配信サービスと同じく無料期間がありますので、まずは試してみるとその利便性を理解できます。
他にも電子書籍のレンタルサイトが存在し、ますます実店舗へ本や漫画を借りに行く必要性はなくなっています。
CDはストリーミングサービスへ
CDの売上は、1990年代後半より減少傾向にあります。
これは、音楽のストリーミングサービスの普及によるものです。
例えば、以下のサービス。
- Apple Music
- Spotify
- LINE MUSIC
これらを利用すれば、ほとんどのCDは買う必要はありません。
昔は、部屋にCDコンポなどのオーディオ機器が置いてあるのが普通でしたが、今の若い子達は持っていないことが多いです。
しかし、有料音楽配信サービスの利用が多いかというと、そうではありません。
現在、音楽を聴くための方法として一番多いのは「YouTube」の利用です。
なんと、6割強の人が「音楽を聴きたい時には主にYouTubeを使う」というデータがあります。
(ソース:主な音楽を聴く機会、YouTubeがトップで音楽CDが続く(最新) – ガベージニュース)
これは、アーティストがPVなどの動画を公式にアップロードする事が増えた為などの理由が考えられます。
好きなアーティストのCDが発売されても、無料のYouTubeでPVを流しておけば聞けるのだから、CDを買ったりレンタルする必要もありません。
アーティスト側も広告を付けておけば、お金も入ります。
CDの需要が減り、配信サービスが普及したことで、逆にコンサート・ライブの需要は増えています。
お金を使わず気軽に音楽を聴けるようになったので、アーティストの人気は上がり、会場に足を運ぶ機会が増えたという事です。
これでアーティストとファンはWinWinの関係を築くことができたわけですが、今まで間に入っていた「TSUTAYA」や「GEO」、レコードショップは必要のないものになりました。
ゲームはストリーミングサービスへ
ゲームに関しても、今はオンラインで購入できます。
店舗に足を運ばず、オンラインでそのまま購入してすぐに遊べるのは非常に便利です。
しかも、店舗の営業を待つこともなく、新作を深夜からダウンロードできます。
しかし、ゲームのオンライン購入にはデメリットもあります。
- 飽きても売ることができない
- 貸し借りができない
- 値段が高い
上記の通りです。
ちなみに、1984年の著作権法改正以降、ゲームのレンタルは事実上禁止されている状況です。
ゲームもストリーミングサービスの時代が来る
この記事を書いている2019年現在ではまだ波はやってきてはいませんが、ゲームにもストリーミングサービスの時代がやってきます。
理由は、5Gの普及による影響です。
5Gの普及により圧倒的通信速度が実現されるため、ゲームも容易にストリーミングが可能になります。
そして、世界の大手企業もゲームに参入してきています。
- Google → Stadia
- Apple → Arcade
- Microsoft → Project xCloud
詳しくはこちらの記事にまとめてありますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
世界ではレンタルショップは既に消滅!?
日本では、レンタルショップはまだまだ街にありますが、世界的には壊滅的な状況です。
アメリカで9,000店舗を営業していたレンタルビデオ店「Blockbuster(ブロックバスター)」は、なんと最後の1店舗まで減少してしまいました。
アメリカでは日本よりも動画配信サービスが盛んで、レンタルショップの衰退は凄まじい勢いで進んでいます。
(参照サイト:全世界9000店舗のレンタルビデオ店が縮小して残ったアメリカ最後の1店舗はどんな店なのか – GIGAZINE)
日本での衰退は比較的緩やかですが、将来レンタルショップが無くなることはアメリカが既に証明してくれています。
まとめ:時代に乗り遅れないように
「TSUTAYA実店舗が将来なくなる理由」についてまとめました。
TSUTAYAというよりも、レンタルショップ自体が消滅します。
未だ、実店舗を利用している人は時代に取り残されかかっています。
それは近い将来、VHSをまだ利用しているようなことと同じになります。
- DVD/Blue-ray → 動画配信サービス
- 本・コミック → 電子書籍
- CD → ストリーミングサービス
- ゲーム → ストリーミングサービス
これが、現代から未来のスタンダードです。
時代に取り残されないよう気をつけてください。
というよりも、これらは非常に便利です。
これらのサービスを使った事のない人は、是非一度使ってみて下さい。